政権が習近平を国賓待遇としたい理由

本稿は、二つの仮説から、ゲーム理論的視点から、習近平来日が国賓待遇でなければならない根拠を見出すことを目的としている。 ■仮説1 今回の習近平の来日は、習近平が包括的協議に応じ、中共として譲歩するスタンスであれば、戦後史上、重要な外交イベントと位置づけられる? 一部保守層は、国賓来日阻止を叫んでいる。国賓来日阻止は、一見、必要かつ有効な措置のように見える。が、ゲーム理論的感覚で事の推移を分析すると、反対するだけでは、外交上戦後は終わらず、日中間の懸念材料は何一つ変わらない。 それならばむしろ、ゲーム理論感覚で、来日時の日中首脳会談に際して、包括的な取引材料がないか俯瞰、何が切り札となるか、どこまで包括処理可能なのか、検討する余地があるということになる。面白いことに、「国賓来日」は、保守層が反対すればするほど、外交取引上、有効な切り札となる。 ||||| ここから引用開始 ||||||||||||||||||||||||||||||||||| https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/472819502.html 日本が有する有力な切り札 ・トランプ外交と一体化した安全保障外交 ・日本として米中貿易摩擦に出来る限り協力 ・在日米軍と一体化した防衛力強化 ・日本企業の中共からの引き揚げ加速 ・国賓来日 日本が実現したいこと ・日中共同宣言を上書きする外交文書(戦後を終わらせる) …

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IR摘発の背景にあるもの 日米中水面下の暗闘

本稿は、IR摘発事案について、日米中暗闘の結果、起きたものであることを推論として示すことを目的としている。なお、私は、安倍政権無条件支持派ではない。 安倍首相を憎んでいる勢力が、アメリカと中共に存在する。 アメリカ民主党は、トランプ政権を倒したがっている。当然、トランプの盟友的存在である安倍首相が気に入らない。 対抗して、トランプは、中共マネーに買収された、アメリカ民主党関係者情報暴露を準備?しているとする情報がある。 田中宇のメルマガは、トランプに仕掛けられた謀略がかなり手の込んだものであることを指摘している。 ―― 参考情報 ―――――――――― 米英諜報界内部の暗闘としてのトランプのスキャンダル http://tanakanews.com/191227scandals.htm ――――――――――――――――― ふりほどいてもふりほどいても、トランプには災難がふりかかる。とても、外交活動できる状態にはなさそうだ。 トランプに仕掛けられた謀略を知れば知るほど、アメリカ民主党と中共が手を組み、トランプの盟友である?安倍政権に謀略を仕掛けても何ら不思議はない。 注意:安倍政権が、習近平の国賓受け入れを表明している関係で、(アメリカ寄りの)検察が、親中政策をとろうとしていることへの警告として、自民党議員をIRネタで摘発したとする分析がある。これについては、安倍政権は習近平の国賓受け入れを切り札として、日中関係の戦後処理、北朝鮮問題…

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イラン大統領来日 本当の目的は「韓国石油取引事案」?

日本とイランは古くからの友好国であり、イランは親日国と言われている。 JICA事案で来日した、イランの若き官僚と話したことがある。彼は、筋金入りの親日派だった。援助目当てでニコニコ演技することがお上手な、どこかの国とは信条的に異なる硬骨漢だった。 そういう前提で、久しぶりに来日したイランの大統領の写真をまず拝見したい。 ―― 参考情報 ―――――――――― 日・イラン首脳会談等 http://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201912/20iran.html 日・イラン首脳会談 https://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me2/ir/page4_005527.html ――――――――――――――――― 印象を一言で述べると、肖像画みたいな人物画を得意とする、オランダの画家フェルメールの絵を見ているようだ。 そこで、フェルメールの絵を鑑賞する感覚で写真から読み取れることを分析する。フェルメールの絵のウンチクについては、美術書にそれなりのことが書いてある。 両首脳の目が、穏やかで温かいことに、お気づきであろうか。握手する手にも親しげな雰囲気がある。 両首脳の視線からは、国際的な制約ある中で、同じ目標のために会談したという意志が伝わってくる。国際政治的に孤立するイランの首脳が安倍首相を見る目は、制約があり滅多に会う機会がない、古き友人と再開したようでもある。…

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