岸田首相ウクライナ電撃訪問の真意

保守系言論人たちは、岸田首相のウクライナ電撃訪問について、G7開催が予定されている中で主催国であるG7首相として辻褄合わせみたいな訪問だと冷ややかにみている。 本当にそのとおりなのだろうか。ひょっとしてひょっとすると、、、ということはないのか。 中川八洋の分析を一読したい。 鉄パイプ“爆発音”発生器は、実弾を撃てない。実弾を撃ってない“囮”山上容疑者は無罪!──犯人は、安倍晋三“口封じ”に、プーチンが派遣したスナイパー五名を含むGRUスペツナズ暗殺部隊? https://nakagawayatsuhiro.com/?p=2882 中川八洋はこう述べている。 ①「犯人はスナイパー五名/指揮官一名/これら六名を関西空港へ急送する車三台(外交ナンバー)の運転手三名/囮山上容疑者の、計十名の暗殺団」と想定するのが、最も蓋然性が高い ②安倍晋三はプーチンと個人的に27回も抱き合った仲。このプーチンは、2022年2月24日、ウクライナに侵略戦争を開戦した。一方、日本はG7メンバーだから、ウクライナ側で間接応援する立場。プーチンと安倍の間の密談・密約を通じて、安倍が持つプーチン言辞の中で、公表されればロシアにとって致命的になるものは相当な数に上るだろう。 ③猜疑心が殊の外、異常に高いロシア人は、安倍によってこれらが世界に発表される前に阻止するに、口封じ=殺害せねばならないと考える。安倍暗殺は、ロシアとして極く当たり前の行動。このことは、スターリンの忠実な奴隷的崇拝…

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努力と集中力のユダヤ人

ユダヤ人が優秀であるとする一つの根拠を「アメリカ・ユダヤ人の経済力」(佐藤唯行)に見出した。 RCAの社長になった人物の簡単な伝記があるので一読したい。 ▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽ 放送界の傑物 サーノフ サーノフの生涯は、文字通り徒手空拳から巨富を得た成功譚の古典といえよう。 しかし、とりわけ人々の興味を惹くのは、ラジオ、テレビという二十世紀前半の最先端事業を切り開いたこの人物が、実は、中世的な迷妄を色濃く宿した白ロシアのユダヤ人集落から出現し、ユダヤ教立法に深く育まれた精神の持ち主であったという事実であった。 彼は七歳の頃に、ラビである大叔父のもとに預けられ、週に六日間、日の出から日没までの間、ヘブライ語古典の学習を日課とする生活を四年間送ったと言われる。 この間の学習体験がその後の彼の人生にいかなる影響を及ぼしたのか、それはわからない。 しかし、少なくとも、これにより、抜群の記憶力と集中力が養われ、天性の感受性がさらに磨きをかけられたということは間違いあるまい。 一九〇〇年に一語の英語もわからぬ移民として渡米した彼は、早くも十歳の時に重病の父に代わり、一家を支えるために新聞売り子として働き始めた。 一九〇六年に電信会社に給仕として採用されるや、彼は独学で無線通信技術を習得した。 一九一二年四月に、タイタニック号が発した救難信号を最初に傍受し、三日三晩不眠不休で更新を続けて世間の注目をあびた出来事は、若き日のサーノフにまつわる有名なエピソードであった。 …

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皇位継承≠王位継承

歴史と伝統は日本と大きく異なるが、日本と同じ島国イギリスにて、「イギリス王室はなぜ生き延びることができたのか」という分析記事を見つけた。 ▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽ 「イギリスの王室」 石井美樹子 イギリス王室はなぜ生き延びることができたのか 近代において、共和主義や民主主義の高まりと同時に、ヨーロッパの王室が次々と姿を消してゆくなか、イギリス王室がその動乱の波をくぐり抜け、生き延びることができたのはなぜか。十三世紀のジョン王の時代に、王権を大幅に制限する「マグナ・カルタ」(大憲章)を成立させ、以後、少しずつではあるが、立憲君主制を発達させたことが大いに原因している。だが、それだけではない。イギリスでは、一〇六六年のノルマンディ公爵ウィリアムによる征服よりはるか以前に、アルフレッド大王のような賢者(賢人会議)にょって推挙され、狭隘の戒律を尊重し、万人のために政治を統べき正しき偉大なサクソン王が出現し、その姿がイギリス人の脳裏に刻み込まれていたことを忘れてはならない。イギリスの歴史を通して、理想の王の姿が色褪せんとするまさにその時に、ヘンリー一世、エドワード一世、エドワード三世、、ヘンリー七世、エリザベス一世、ヴィクトリア女王といった君主が出現し、機を逸せず再び理想の王の姿を復活させ、君主の聖なる権威をあらんかぎりの光で、燦然とした輝きを放たせたのだ。 二五歳で即位したエリザベス一世は、結婚して貢献者をもうけるよう議会から要請されると、「君主は私の胎を痛めた子でなくとも…

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国際的な慈善活動家の表と裏

「アメリカユダヤ人の経済力」(佐藤唯行)にて、慈善活動家として知られるジョージ・ソロスの裏の顔について言及している箇所があるので引用させていただく。 ▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽ ソロスが投機の世界で大成功を収めた秘訣として忘れてならないいまひとつの点は、世界中の政財界の要人たちと直接会って話をすることができる人脈を築きあげてきた点であろう。その人脈を築く上で大きな力となったのが、彼の巧みな慈善活動であった。 彼が既に一九七九年の段階で国際的な慈善活動を開始している点は注目すべきであろう。 世界最大の慈善事業家としての高い名声と彼が提供し続けてきた莫大な寄付金は、数多くの世界の要人たちを彼のものへ惹きつけたのである。 事前事業家としての名声がビジネスにも役立つことはソロス自身も認めている。「有名人に会いやすくなるからな」とあるインタビューの中で語っているからである。 ソロスは世界の要人たちを階段し、そこから、インサイダー情報に近い情報を得ていたふしもあり、それが彼の強みであったと推測するむきもある。 十九世紀依頼、欧米の大富豪の富は、そのかなりの部分がインサイダー情報を利用することにより築かれてきたともいわれている。 △△△ 引用終了 △△△ 10億円程度慈善事業につぎ込み、それに感動した無垢な人からインサイダー情報を得て1000億円儲けるみたいな感じなのであろう。

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石油決済通貨多様化の流れ!?

石油ショックを演出した黒幕からみて、石油ショックの本当の目的は「ペトロダラーシステム」の構築にあったことは、名著「ロックフェラーの完全支配」、「コールダー・ウォーなどの本で述べられている。 その、「ペトロダラーシステム」は、今や安泰ではなくなりつつある。 ▽▽▽ 引用開始 ▽▽▽ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  「宮崎正弘の国際情勢解題」      令和四年(2022)12月14日(水曜日。討ち入りの日)         通巻第7552号 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ペトロダラー体制に挑戦する「ペトロ人民元」   欧米に中国通貨への脅威論が拡大 ****************************************  習近平とサウジ皇太子との首脳会談、ひきつづいた湾岸諸国首脳との一連の会議で、石油ガスの人民元決済が提議されたと観測されている。 表向きの記者会見では、「議題にはならない」とし、サウジ外相は「中国側に『まだ時期尚早』と伝えた」と述べた。  じつは過去六年間、水面下で人民元決済の実現性が話し合われてきた。  トランプ政権のときは、一笑に付されたが、バイデン政権がサウジと対立するようになったため、米沙関係が急速に冷却化した。 ドル基軸体制を強固に支えてきた「ペトロダラー体制」を中国は根底から揺らそうとしている。この中…

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