首相一人の守備範囲はどこまでか
安倍首相の例を参考に、首相が一人でカバーしている業務量を試算し、首相として落ち着いて考えられる時間が月に何時間くらいあるのか、推定を試みる目的で出稿することとした。
首相官邸サイト、総理の1日にて、その動静が2年前までは確認できた。
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/index.html
今は、わからないようになっている。理由は簡単だ。身辺警護上の理由である。
まず言えることは、政府主催会議、来客対応の多さである。各国の要人、陳情、民間人の表敬訪問である。人に会うのは、要職にある者の責務でもある。来客対応は、1日のうち、数時間は、そうなっているのではないかと思う。と考えると、月のうち7日程度は、そうカウントされるべきだろう。
政府主催会議の他に職務的には、閣議対応、国会対応、外交活動が存在する。
閣議対応は、閣議が週2回くらい、事前のブリーフィング、記者会見等を考慮すると、1回3時間くらいの対応は余儀なくされるだろう。
http://www.kantei.go.jp/jp/kakugi/index.html
これについては、月3日分くらいの業務量に相当すると予想する。
続いて、国会対応について述べる。
会期は以下にて参照できる。
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shir…